できごと

3市町村で、スタンプラリー

八ヶ岳定住自立圏を構成する北杜市と長野県富士見町、原村が連携し、各市町村の公立図書館を巡って3つのスタンプを集めると、記念品がもらえるスタンプラリーを展開している。

このスタンプラリーは、3市町村の図書館の相互利用促進を目的に初めて企画されたもので、北杜市内の8図書館と富士見町図書館、原村図書館の計10館が参加。

それぞれの図書館には、「スポーツを楽しむ」を共通のテーマにした収蔵図書の展示コーナーが設置されており、大泉町の金田一春彦記念図書館では、スキーやスケートなど、ウインタースポーツに関する書籍を約10冊紹介している。

記念品は、3市町村でそれぞれ異なるものを用意した。北杜市は、広大な青空と山岳景観、国蝶のオオムラサキなどが描かれた紙のブックカバーを作成し、富士見町と原村は手づくりのしおりで、自由に選ぶことができる。

市の中央図書館によると、市内の図書館における富士見町、原村からの実利用者数(1回以上の貸し出しがあった利用者数)は、令和元年度が約50人で、コロナ禍で2、3年度は減少したものの、今年度は上半期で60人と、増えているという。

「3市町村の特色ある図書館の魅力を知ってほしい」、「図書館を窓口に圏域内の住民同士の交流が活性化されるとうれしい」と参加を呼び掛けている。