秋の棒道

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武田信玄が軍用道路としてつくったといわれる信玄の棒道。3つあったルートのうち現存する「上の棒道」は、今も地元の人々に愛される自然散策路です。

小荒間から長野県富士見町に抜けるこのルートは、乗馬やトレイルランニングのコースでもあり、起伏が緩やかで心地よく歩けます。

秋の散策では、渓流に沿った道や森の中の小道、馬と人がそれぞれ歩ける広い道など、変化に富んだ道が楽しめました。

道中には石仏が点在し、キノコが供えられている様子に笑みがこぼれます。1時間ほど歩いて八ヶ岳高原ラインの下をくぐるトンネルを抜けると、左右が違う樹種に分かれた広い道に出ます。

片側がアカマツ、もう片側がカラマツやシラカバなどで構成された林で、片側だけ黄色く色づいた美しい光景に出合えました。

(文・写真 大園たみよ)

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