できごと

甲斐駒センターで、国泰民安コンクール

 武川町の甲斐駒センターせせらぎを会場にして、八ヶ岳泰雲書道美術館(長坂町)が主催する「第32回国泰民安コンクール」の応募作品の展示が、11月21日(20日は休館)まで開かれている。

 このコンクールの課題は「国泰民安」の4文字で、園児から90代までの参加者約200人が300作品を寄せている。

 作品は大画仙(約180㌢×96㌢)をはじめ、小画仙(約136㌢×69㌢)、半紙(約33㌢×24㌢)などの書道紙を使い、楷書や行書、草書、篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)などの書体に挑戦した作品が目を引いている。

 同美術館では、「昔は篆書の応募が少なかったが、最近増えてきている。一人で5つの書体に挑戦する人もいます」と話している。

 このコンクールは、故柳田泰雲氏が1989年より中国9都市で書の展覧会を開催し、その功績が認められ、中国山東省泰安市泰山の山頂の摩岸碑(まがいひ)に「国泰民安」の文字を外国人として初めて建立したことを記念して始まった。

 同コンクールは午前10時〜午後4時まで開会。問い合わせは☎20・3019まで。