くらし

地域みんなで「北杜っ子を育てよう!」

三月三日に、須玉町のふれあい館を会場にして「第二回『いいお産の日』フォーラムin北杜」が開催され、子育て中の家族や子育てに関心の高い市民約百二十人が参加した。

このイベントは、「市内で生まれる子供たちの安心・安全の『お産』を考え、語り、実現しよう」と開かれたもので、会場には、妊娠や出産に関する情報や子育て中のエピソードを紹介する展示パネルが設置されたほか、体験コーナーなども用意された。

基調講演では、山梨大学プライマリー助産ケア講座特任准教授の渡辺竹美助産師を講師に迎え、「赤ちゃんを産み育てるということ」を演題に、講演した。

渡辺助産師は、市内の出産の現状や助産師の状況、出産後、育児がスタートしてから多くの人が関わり「みんなで北杜っ子を育てよう」と愛育会活動や育児サークルの継続的な活動の推進を要望し、「(子供の)成長を地域ぐるみで見守っていけたらいいですね」と語った。

続いて、市民参加型のシンポジウムが開かれ「北杜っ子がよく生まれ、よく育つようみんなで考え語ろう」をテーマにして開かれた。