フランス在住で、高根町清里に日本での滞在先を持つプロラリードライバーの篠塚建次郎さんが、初級者向けの運転講習会「シノケンスノードライビングスクール」を、同地区内の特設会場で開催している。三月一日まで。
このスクールは、雪上における緊急時の制動方法を、自分の車で実際に体感することで、日常の安全運転に役立ててもらおうと、今年初めて、清里地区内の広場を会場にして一日十台限定で実施しているもの。
講習は、雪上運転に関する注意事項を受けた後、急発進や急制動、急回転を体験し、その都度、篠塚さんから具体的なドライビングテクニックを受ける内容となっている。また、篠塚さんが助手席に乗って、運転しながらアドバイスを受けることもできる。
篠塚さんは、「『自分の車の性能を超えた運転をするとどうなるか』ということを知ることで、日頃の運転に余裕が生まれ、安全運転につながる」といい、「地域に住んでいる人も、スキーなどの観光客も、スクールの講習を通して、雪道運転は怖くないということを知ってもらいたい」話している。
また、篠塚さんと共にスクールを主催する萌木の村株式会社の船木良さんは、「市外から市内の企業に就職した人を対象にした講習会などを開いたりして、人の動きが少ない冬の時期の活性化につなげていきたい」と語っている。
問い合わせは電話48-２５２１まで。
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