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「明野廃棄物最終処分場問題対策協議会」(篠原出代表世話人)は、六月十五日から、明野町浅尾の産業廃棄物最終処分場「県環境整備センター」へ搬入される廃棄物の埋め立て状況の監視活動を開始した。
この監視活動は、整備センターに搬入される廃棄物に、事前に申告した品目以外のものが含まれていないかや、正しく埋め立てが行われているかをチェックするために実施しているもので、六月十日に開かれた対策協の幹事会の中で決定した。
十六日の監視では、対策協のメンバー二人が、整備センター入口に立って搬入トラックがセンター内に入る様子をビデオに収めたほか、埋め立て地を見下ろせる敷地外の場所から、当日の廃棄品目であるがれき類を正しく処理しているかをチェックした。
篠原代表は、「トラックの搬入は前日の夕方に分かるので、毎日、整備センターに、翌日の搬入があるかを確認し、搬入がある場合は毎回、協議会のメンバーが監視活動にあたることにする」とし、「十六日時点では、敷地外からの監視になるが、今後は、整備センター内で監視ができるように、県の環境整備事業団に申し入れたい」としている。
■県環境整備センターの場所