できごと

フットパスまつりで、明野町の道祖神巡る

富士の国やまなし国民文化祭の応援事業として、昨年秋から三回のモニタリングツアーが行われた「北杜フットパスまつり」は、一月十五日に、最終回となる「明野道祖神まつりコース」が実施された。清里・八ヶ岳南麓魅力づくりの協議会の主催。

このフットパスまつりは、地域情報やイベントを企画する「道守(みちもり)さん」と「コースガイド」の育成も兼ねて行われたもので、これまで「きよさと湖と花の森公園コース」(十一月)、「みずがき湖を巡るコース」(十二月)の二コースが実施されていた。

当日は、前日の雪が残る足下の悪い中、約三十人が参加し、明野町の上手地域と小笠原地域に残る「おやなぎさん」という小正月行事や地域の歴史を訪ねて散策した。

おやなぎさんは、竹の先端を集落の件数分に割り、飾り付けをしたものを道祖神の近くに飾り、その後、その竹の先端を取って輪を作り、各家庭の屋根や軒先に飾るもので、家内安全や無病息災などを願う伝統行事で、明野地域で続けられている。

今月十九日からは、国文祭事業「北杜二十四景フットパス」として、十一月までの期間、十回のツアーが予定されている。詳しくは電話42・1373まで。

フットパスチラシPDFデータhttp://yamanashi-kokubunsai.jp/event/sichouson-syusai/hokuto/documents/hokuto24footpath.pdf