できごと

コンクリートの割れ目から「トマト」すくすく

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蔵の軒下のコンクリートの割れ目からミニトマトがすくすくと生長し、赤く熟した実を実らせ「ど根性トマトだ」と話題を集めている。

トマトが生えているのは、高根町五町田の小尾誠之さん(72)宅の蔵の軒下で、葉が出てきた五月頃には「雨もあたらないし、そのうちに枯れるだろう」とほっておいたところ、成長を続け、現在(九月七日現在)では、約二メートルに茎が伸び、赤い実を付けはじめている。

ミニトマトには、肥料や水は与えておらず、さらに生えている場所は、西日しか当たらない環境で、小尾さんは「どこから種がこぼれたのか不思議だ。成長は遅く今ごろになって食べ頃になってきた」と話し、「こんなところに出てきたので『ど根性トマト』と呼んでいます」と話している。