交通安全願い、オブジェを設置
nagasaka
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明野町でサツマイモ「あけの金時」の生産に取り組んでいる「株式会社あけの」(幡野福馬代表)は、十月十三日に、浅尾新田特産物直売所で「あけの金時収穫祭」を開催した。
当日は、白倉政司市長や県と市の職員など約三十人が出席し、幡野代表が「半年間の結果を見てほしいという思いで開催した。品質の良いサツマイモができたので、実際に食味をして評価をしてほしい」とあいさつした後、畑に移動して収穫の様子を見学した。
また、地場農産物への理解を深めてもらおうと、明野小学校二年生の児童四十二人があけの金時の収穫体験に参加した。
児童たちは、生産者が大型の機械を使ってつるの刈り取りや収穫と仕分けを行う様子を見学した後、実際に畑を掘ってサツマイモを収穫した。自分で掘り出したサツマイモを手にし、「大きいのが採れた」、「重いよ」、「楽しい」など、喜びの声を上げていた。収穫したサツマイモは家庭に持ち帰ったり、学校の給食でも利用する。
その後、あけの金時の焼き芋や大学芋、蒸しパン、スイートポテトパイなどの試食が行われた。
あけの金時は糖度が高く、皮の色が鮮やかで、冷めても変色しにくいのが特徴で、今年四月に設立された「株式会社あけの」では、今年は三ヘクタールの畑であけの金時を栽培しており、今月下旬に東京の市場に出荷する予定で、明野サンヒル直売所でも販売する。
幡野代表は、「今までの努力が結果となって、収穫祭を開催できたことに感激しています。来年も収穫祭ができるよう、頑張って取り組んでいきたい」と話している。