くらし

鳥肉にこだわった味 居酒屋さんぽ

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「ブロイラーではなく、鳥肉本来の味を楽しんでもらいたい」と話す斉木清和さん(59)は、平成7年から武川町牧原の輿石ストア(20号線沿い)近くで、常連客が顔を揃える「居酒屋さんぽ」を経営する。

「(鳥肉は)柔らかい、固いで、人によっては好みが分かれるかもしれませんが、ブロイラーよりも美味しいと思う鳥肉を探した結果でした」と笑みを浮かべ、現在の仕入れ先を見つけたと話す。親鳥を使い、自らさばいてネギマ、トリ皮、手羽などを手際よく用意する。

写真は、手羽(300円)を塩とコショウで焼いた自慢の逸品で、手羽元から手羽先まで、骨を取り除いて食べやすい大きさに切り分けてある。食感は、弾力があり、脂が程よく乗っているので噛むほどに旨味が口の中に広がる。カウンターには特製のしょう油ダレもあり、軽く振りかけると違った味が楽しめる。

このほか、鳥肉を使った焼き物を数多く用意しているが、自らさばいているため、その日の分が使い終れば、次の機会になってしまう。斉木さんは事前予約を希望しており、また、要望があれば、テイクアウトも可能というが、「店の中で食べていただくのが一番」と人懐っこい笑顔をみせた。

【問】0551-26-2178

【休】日曜日

【営】17:00〜20:00