水質に対し、公開質問状。また、明野対策協には回答
nagasaka
WEBTODAY
冬の野辺山高原で撮りました。とはいえ暖かい屋内からです。仲間と眠さをこらえて出没を待っていると、「貂(てん)」の字源の通り、しなやかな動きで密やかに出てきて、我々との間合いを計ったうえで、仕掛けたエサを狙いに来ました。
目的を果たすと、得意顔(?)で近くの白樺の木にするすると登ると、逆さに降りてきて闇に消えて行きました。
貂は本来、夜行性です。八ヶ岳高原の闇の濃さと静寂さ、星の多さや自然界が作る音や気配は魅力的です。
小海線の甲斐大泉駅と甲斐小泉駅の下を通る泉ラインを夜、車で通る時にライトを消してみると真っ暗です。人工的な光や音のない空間は怖いものですが、動物的感覚も目覚めます。 (文・写真 高木宥)