スキーシーズン迎え、安全祈願祭
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北杜市観光協会の高根、長坂、大泉、小淵沢の各支部で構成する八ヶ岳観光連絡会(小尾能敏会長)では、7月1日、長坂町の三分一湧水公園で、八ヶ岳山開き式を行った。
当日は、各支部の代表者や市の職員、各町の山岳会代表者など約70人が出席し、長坂町の穂見諏訪十五所神社の神官による神事の後、代表者によるテープカットが行われた。
小尾会長は、「6月26日に登山道の草刈りを行った。今からがまさにシーズン本番で、無事に山登りを楽しんでもらえる環境づくりをしていきたい」といい、「赤岳には長野県側から登る人が多いが、なんとか山梨側から登ってもらいたいし、宿泊して八ヶ岳の自然を満喫してもらう地域づくりをしていきたい」と語った。
また、北杜警察署の大村保美署長は、昨年の市内の山岳遭難件数は18件で、そのうち9件が八ヶ岳で発生。死亡者数は5人と報告し、「今年に入ってすでに5件の山岳遭難が発生し、そのうち2件が八ヶ岳で起きている。今年も山岳遭難事故防止に全力で取り組んでいく」と話している。