くらし

発泡材使ったピラミッドが登場。キース・へリング美術館

nagasaka

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小淵沢町の中村キース・へリング美術館で、「開発好明 ピラミッド〜キース・へリング没後二十周年に捧ぐ〜」が開かれている。

展示しているピラミッドは、同美術館内の屋外に設置されたもので、高さ約三メートル、幅約五メートルの大きさで、木材の骨組みに、梱包に使われる発泡スチロールの凹凸を利用したデザインになっている。

また、夕方からはビラミッド内の照明が灯され、発泡スチロールの隙間から明りが漏れ、さらに、同美術館の壁面を使った映像作品の投影が行われる。

投影している作品は、ドイツ、オランダ、韓国から「生きるとは何か?」をテーマに寄せられた三作品で、来年一月十日までの期間中の毎週土曜日に投影が行われる。

一方、今月十一日には、講演会「HIV/AIDSをめぐる二十三年間〜言論的視点から」と題し、山梨学院大学の仲尾唯治教授を迎える。講演会後には、キースが生きた八十年代と現在などを考えた座談会も予定している。

十八日には、同美術館に展示している「ピラミッド」作品の作者の開発好明さんを迎えた「アーティスト・トーク」を予定している。

問い合わせは、電話36-8712まで。

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