できごと

「保護者への対応」を学ぶ研修会開催

nagasaka
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3月3日、市内の保育園や放課後児童クラブで働く職員を対象に、市役所本庁舎で、「保護者への対応研修」が開催された。

この研修は、放課後児童クラブの職員や保育士が、保護者と円滑なコミュニケーションを行い、良好な関係を構築できるようにと開催したもので、産業カウンセラーの小泉利明さんと依田和彦さんが講師を務めた。

当日は、市内の放課後児童クラブ13施設と公立保育園15園に勤務する職員約80人が、午前と午後に分かれて参加。講義は、セルフチェックやグループワークなど、実践的な内容で行われた。

小泉さんは、「まずは自分の健康を守る『セルフケア』から始めましょう」といい、参加者がストレスチェックを行い、参加者が自分の心の状態を確認してから、ストレス解消法を話し合う時間を設けた。そして、「絶対に自分一人で抱え込まないで。そして、自分のストレス解消法は必ず二つ以上持っていてください」と語った。

続いて、依田さんが、自分の心の状態を知り、心の働きを理解するための「交流分析」という方法を説明。「批判的」、「保護的」、「合理的」、「感情的」、「従順」という5つの心理状態をあげ、自分の心や感情を客観的に見つめて理解することの大切さを語った。

また、保護者からのクレームの対応について、必要な言葉、不必要な言葉などを紹介してから、具体的な例を題材としてグループワークを行い、実際のコミュニケーションの方法について話し合った。

子育て支援課の吉田昌司課長は、「保護者とのコミュニケーションの方法に悩み、精神的な負担を強いられている職員もいることから、うまく受け止めて対応していく方法を学んでほしいと開催しました」と話している

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