できごと

八ヶ岳に響く3氏の息の合った演奏

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八ヶ岳ふれあいコンサートが六月一日、高根町の高根ふれあい交流ホールで開催された。

このコンサートは、東京フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターの三浦章広氏、東京芸術大学准教授の東誠三氏、NHK交響楽団主席チェロ奏者の藤森亮一氏の三氏によって編成するボアヴェールトリオのコンサートで、八ヶ岳ふれあいコンサート実行委員会によって、定期的に開かれている。

また、今回は東日本大震災の復興支援チャリティーを兼ね、入場料の一部を義援金として被災地に贈ることにしている。

当日は、ブラームスのピアノ三重奏曲「第一番ロ長調作品八番」とチャイコフスキーのピアノ三重奏曲「イ短調作品五十番〜偉大な芸術家の思い出〜」を披露した。

コンサートでは、藤森氏が使用したチェロが、一七三〇年に製作された名器のストラディバリウスであることが紹介され、息の合った三氏の演奏に、会場訪れた約三百人が惜しみない拍手を送った。