できごと

新酒の味に舌鼓

nagasaka

大泉町の谷桜酒造有限会社(小宮山光彦社長)では、三月三日、四日を利用して、恒例の蔵開きが行われ、二日間の延べ参加者は千二百人に上った。  四日十一時から行われた蔵開きには、招待者約三百人が参加し、開会のあいさつに立った小宮山社長は、

「年々、(谷桜)ファンの方が増えたと思っています。今回は、米つながりの出店もお願いしました」と話し、県産米を使った酒造りを紹介した。

今回の蔵開きには、「吟の里」をはじめ、「改良雄町」、「古銭屋の酒」など六種類の原種生酒が紹介され、中でも蔵開きだけの試飲酒として出された明野金時(サツマイモ)を使った「おいものお酒」は「おいしい」と話題を集めた。

また、会場では東日本大震災復興支援「蔵開きくじ」のチャリティー抽選会も開かれ、特等を射止めた加藤康二さんは、「十年くらいこの地域に来ています。ネットでこの蔵開きのことを知って申し込みました」と初めて参加したといい、「未だ全種類飲んでいないので、これから楽しんで飲みます」と話した。加藤さんには、特別純米大吟醸の「高辻」が贈られた。

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