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現役の医師と患者が、じっくりと話しをする機会を提供しようと、「がん哲学外来」を進めている順天堂大学医学部の樋野興夫教授を迎えた「富士山記念 山梨がん哲学外来」の市民シンポジウムが六月十七日に、高根町のオルゴール博物館で開かれた。
このシンポジウムは、白州町のBLA英語クリニックで不定期に行われている「メディカルカフェ」が三年目を迎えたことから、記念事業として計画されたもの。
山梨ガン哲学外来事務局の木下恵美子さんは「(病気で)長期医療になり困っていることを先生とたっぷり話しをすることで、問題に対して前進できる場、安心を与える場として開いています」といい、「現役の先生に相談に乗ってもらうので、高額な費用がかかると思ってしまうが、無料で実施している」と話す。
七月二十二日にメディカルカフェを予定しており、詳しくは☎35・3621まで。