できごと

オオムラサキの連凧が校庭に舞う

nagasaka

三月十日に閉校式を行う市立日野春小学校(浅川徹校長)で、三月一日、在校生を対象にした連凧の凧揚げが実施された。

この企画は、北杜市オオムラサキセンターが企画したもので、同校の児童と共に植林活動やオオムラサキ蝶の飼育活動など、交流を続けてきたこともあり、閉校の思い出の一つになればと実施された。

また、明治六年に開校した日野春小学校は、百四十年の歴史があることから、今回の凧揚げでは百四十個を目標に児童や一般の協力によってオオムラサキの絵を描いた凧づくりに挑戦した。

浅川校長は「気持ちを空いっぱいに高く揚げましょう」と話し、オオムラサキセンターの跡部治賢館長は、「(日野春小と)オオムラサキが飛ぶ環境作りを育んできました。心に残る凧揚げをしようと思います」とあいさつした。

校庭に集まった児童は六つの班に分かれ、約十五個の凧がつながった連凧を大空に向かって揚げようと、グループごとで校庭を走り、六つの連凧が大空に舞い上がった。

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