くらし

3県縦断のロングトレイルも検討へ

南アルプス世界自然遺産登録を目指している同推進協議会(静岡市長・田辺信宏会長)の平成二十五年度総会が、五月十八日、武川町の北杜市甲斐駒センターせせらぎで開かれた。

同推進協議会は、三県の十市町村長と議会議長によって組織され、世界遺産登録を目指し、ユネスコエコパークのへの登録、南アルプスの地質遺産価値を磨くため、世界ジオパークネットワークへの登録を進めている。

総会では、同協議会の二十四年度の事業報告と決算、ジオパーク登録検討委員会の設置、ユネスコエコパーク登録申請費用についてのほか、二十五年度事業計画案、予算案が諮られ、全会一致で承認された。

また、三県をまたぐ総延長約六百㌔の周遊ロングトレイル構想が、中込博文副会長(南アルプス市長)から提案され、同協議会では、「(周遊トレイルの)提案を俎上に載せる」ことで一致し、今後検討することにしている。