できごと

白州中生徒が、白州小唄を表現

平成二十一年から始まった「平山郁夫絵画教室」が四月三十日、市立白州中学校(小林秀彦校長)の二、三年生約六十人を対象に開かれた。

今回は、国民文化祭関連事業として行われたもので、五月十二日に予定されている「北杜二十四景フットパス」事業の「ふるさとウォーキング」の会場となる名水公園べるがに作品を展示する。

また、作品のテーマに選ばれたのは、昭和四十七年頃に作られた「白州小唄」で、歌詞に登場する日向山をはじめ、神蛇の滝、石尊神社、塩沢の宿などを分担して描くことにした。

講師に迎えた東京芸術大学大学院美術研究助手の平諭一郎氏は、今回使用する西嶋和紙の特徴を紹介し、歌詞のフレーズに登場する写真を参考に「イメージを膨らませて下さい」と呼びかけた。

今回で五回目の開催になった同教室は、故平山郁夫氏が講師となって第一回目を開催し、翌年からは市と東京芸術大学の連携協定の一環として開かれている。