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「縄文ロマン」の整備保全に助言

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昨年三月十八日に国史跡に指定された明野町浅尾の「梅之木遺跡」を将来にわたって適切に整備・保存するため、一月十四日、「梅之木遺跡保存管理計画検討委員会」(篠原旭委員長)が発足した。

同検討委員会は、昨年十二月に策定した「梅之木遺跡保存計画(素案)」に基づき、梅之木遺跡周辺環境の保全方針や史跡公園を整備し、市民参加型で整備と活用を一体にした体験学習を進めるための史跡整備などについて意見をまとめ、市の教育委員会に助言を行う。

約五千年前(縄文時代中期後半)の梅之木遺跡(二・八㌶)は、平成十五年に行われたほ場整備で発見され、調査によって約百五十件の竪穴式住居が、広場を囲む環状集落になっている点や居住エリアに隣接する湯沢川の川岸に敷石住居、集石土坑が見つかり、両エリアを結ぶ「道路跡」も発見されたことで、縄文人の生活ぶりを知る上で貴重な遺跡として注目されている。

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