子供たちを魅了する「オニヤンマ」
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長坂町で湧水といえば、一日八千五百㌧の湧水量を誇る三分一湧水です。この付近は十年ほど前に三分一湧水公園として整備され、シーズン中は多くの観光客が訪れています。
しかし、私たち町民が毎日使用している上水道の主水源は、三分一湧水から北西に約四㌔の湧水量が一日一万㌧の女取(めとり)湧水です。こちらも三分一湧水と共に、日本名水百選の八ヶ岳南麓高原湧水群の中の一つになっています。
林の中にひっそりと佇む、この女取湧水にはその名前に由来する悲しい物語の伝説もあります。これからの季節、棒道の散策ついでに少し北に足を延ばしてマイナスイオンをいっぱい浴びてみるのも良いと思います。
(文・写真 藤田宣彦)