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郷土資料館で「清春の桜」展

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長坂町の北杜市郷土資料館では、五月十日まで、企画展「岸田夏子が描く清春の桜〜天然記念物のサクラ今昔〜」を開催している。

同企画展では、長坂町の清春白樺美術館の館長を務めた岸田夏子氏が、「平和へのメッセージ」をテーマに、同館周辺の桜をモチーフに描いた三部作で、朝・昼・夜と、時間の移ろいと共に変化する桜のイメージを描き分け、岸田氏が疎開の経験で感じた自然の素晴らしさとそこから生まれた平和への希望が込められているといわれている。

また、同時開催の「天然記念物のサクラ今昔」展では、国指定天然記念物の「山高神代ザクラ」(武川町)や県指定天然記念物の「清春のサクラ群」(長坂町)、「神田の大糸ザクラ」(小淵沢町)など、市内の国・県・市指定天然記念物に指定されている七件の桜二十点と同時に、関係資料を約十点展示し、記録とともに説明している。

企画展開催中の休館日は五月七日で、入館料は二百円(小中学生は百円)。問い合わせは☎32・6498まで。

◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナル

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