くらし

グリーン北杜、通常総会開催

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五月十五日、「北杜市地球温暖化対策・クリーンエネルギー推進協議会」(通称:グリーン北杜)の通常総会が北杜市役所で開かれ、平成二十六年度の事業報告と決算、二十七年度事業案と予算案をそれぞれ承認した。

総会の冒頭、篠原充会長は、グリーン北杜が関わった小水力発電所が完成したことを紹介する一方で、急速に普及する地上設置型太陽光発電について、「経済的な問題と逆潮流」、「森林伐採と太陽光のCO2削減での課題」、「景観問題」の三つを上げ、「(地球温暖化は)遠い未来を考えて行かなければいけないと思う。温暖化対策の取り組みを進めたい」とあいさつした。

二十七年度の活動では、「みどりーむ」の発行やグリーンカーテン設置の協力、子ども環境フェスタの開催、環境学習会の開催のほか、新規事業として、生態系に関する環境保全を進める「自然環境保全事業」を行う計画を立てている。

質疑では、太陽光発電に関連し、グリーン北杜で、太陽光の長所・短所に対する研究を進めることの必要性と森林伐採と森林保全について議論を深めることにしている。