くらし

柳沢吉保発祥の地を伝える整備始まる

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武川町柳澤の柳澤寺(りゅうたくじ)の六地蔵石幢(ろくじぞうせきどう)は、徳川家の重鎮として知られている柳沢吉保の発祥の地として、その史実を伝える遺跡として知られているが、この遺跡を保護する柵が老朽化したことと、末長く後世に残すため、柵の整備を行うことが決定した。

八月四日に、同整備を進めている柳澤寺六地蔵周辺整備委員会(功刀孝夫委員長)による地鎮祭が行われた。

計画では、六地蔵を囲う現在の柵を撤去し、新たに縦三・六メートル、横二・四メートルの柵を整備するというもの。整備費用は、柳澤史跡保存会や地元有志の寄付で賄うことにしている。完成は十月五日の予定。