できごと

オオムラサキの羽化始まる

omurasaki

長坂町の北杜市オオムラサキセンター内にある国蝶オオムラサキの生態観察施設「びばりうむ長坂」で、六月十三日、今年第一号のオオムラサキの羽化が確認された。(写真:6月13日午後5時撮影)

同施設内で、オオムラサキのサナギが確認されたのは、五月二十七日で、羽化は、昨年に比べ四日早くなり、例年の羽化と比較すると一週間以上早いという。

このため、羽化のピークは六月下旬から七月上旬とみられるが、同センターでは、「羽化が早いのは、積算温度と関係しており、今年は、暖かい日が多かったのではないか」、「幼虫に個体差があり、長い期間オオムラサキを観察することができる」と話している。

一方、夏休み企画として、蝶に関係する講話と体験会を計画しており、七月十九日には、自然イラストレーターの川上洋一氏を迎えるほか、日本蝶類学会の関係者などを迎えた蝶に関する講演を予定している。詳しくは、☎32・6648まで。

 

◆北杜市の情報は、八ヶ岳ジャーナル