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戦後70年目の「非戦の想像力」展

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長坂町のおいでやギャラリで、8月7日〜17日まで「非戦の想像力」展が開かれた。

今年は戦後70年の節目の年ということもあり、同展に参加する作家の数も例年の約3倍にあたる31人が、平和への祈りを込めた作品を紹介した。

展示に参加した中沢明子さんは、「縫ひくくむ」という作品を出展。サラシに施した1000人針として戦地に向かう夫や息子のお守りとして使われたという。

また、関口恭子さんはアクリル画の「明日へ」の作品を紹介。「白と黒、右、左の思想で戦うのではなく、その先にある新しい世界をみんなで話しあえたらいいなという思いで描きました」といい、「ZONE塔」の作品を紹介する浅川洋さんは「宗教的な塔やスカイツリーなど、塔は人のイメージを反映する。福島原発の強制避難区域の人たちと自分の思いを重ねて、自分の塔を建てるように生きているんだなと思った作品です」と話す。

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