「満開の神代桜と農体験」開催。
webtoday
WEBTODAY
地方への移住・定住の促進を目的に、昨年3月に総務省が開設したウェブサイト「全国移住ナビ」におけるコンテストで、移住して家具職人となった清水泰さん(長坂町)の「移住体験談」をまとめた北杜市が、最優秀賞の「総務大臣賞」に輝いた。14日、都内の総務大臣室で表彰式が行われた。
このウェブサイトは、移住希望者を支援するため、全国の自治体と共同して、住まいや就労、生活支援などに関わる情報を幅広く発信しているもので、今回のコンテストは、同ウェブサイト上に掲載されている、移住のきっかけや移住先での住環境、働き方などを綴った「移住体験談」を対象に行った。
各自治体で作成した497件(1月31日現在)のうち、平成27年12月〜28年1月までの2ヶ月間の閲覧回数が多い体験談の中から審査を実施。市の「体験談」は、「夢を実現するため、自ら企画書を市町村に送るなど積極性があり、移住後も地域に根付いていることが伝わってくる」、「市役所が受入れに積極的で、開放的で相談に乗ってくれる人も多いなど、地域の魅力が伝わってくる」と評価された。
そのほか、審査委員賞には、兵庫県西脇市や岡山県高梁市など、4市の体験談が選定されている。
地域課のふるさと創生担当者は、「東京で開催する移住相談会に若い人が増えてきた。ウェブサイトを活用して、生きた情報を、早く的確に伝えていき、移住促進につなげたい」と話している。
◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで