できごと

シェルパ斉藤さんが、八ヶ岳生活20年を講演

yatsugatake20 年間を通して自然について学ぶイベントを開催する高根町の山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター(増田直広代表)で、3月12日、「八ヶ岳生活20年〜旅人シェルパ斉藤が語る田舎暮らしと自由型の旅〜」を開いた。

この講演会は東京から北杜市に移住して20年の紀行作家、シェルパ斉藤さんを招き、八ヶ岳の魅力を伝えてもらおうと企画されたもの。当日は130人が参加した。

講演会で斉藤さんは「平成7年6月に八ヶ岳南麓に家をつくると決め、東京を飛び出した。33歳と若く、家をつくる目標がエネルギーになり、アグレッシブな生活を送りたいと考えていた」と八ヶ岳生活を始めたきっかけを話した。

また、平成21年10月に愛犬トッポを連れて、山梨県と長野県をまたいで、200㎞を歩く「八ヶ岳山麓スーパートレイル」の第一号の踏破者として認定された賞状を持参し、スライドを使って「八ヶ岳に住んでいるから『自分が第1号でないといけない』と思った」と参加者を笑わせ、「認定証にトッポの名前も書いてあるのが嬉しかった。八ヶ岳は良い意味で規制が少なく、登山者への間口が広い」と、犬同伴のエリアが広く、テントを使った宿泊場所が多いことも説明した。

甲府市から参加した岡崎一彦さん(41)は「甲府から自転車で来た。シェルパ斉藤さんが八ヶ岳に住んでいることを今日知った。旅の裏話をはじめ、貴重な話しを聞くことができて嬉しかった」と話した。

◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで