梨北米を使った弁当などをセブンイレブンが販売開始
コンビニエンスストアの株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、7月5日から県内197店舗(韮崎市8店舗、北杜市7店舗)で、梨北米を使った弁当など33品目の販売を試験的に開始した。
この企画は、これまで国内産ブレンド米を使っていた弁当などを、日照時間が長く、気温の寒暖差や豊富な水がある峡北地域(韮崎、北杜、甲斐)で生産し、高い評価を得ている梨北米に切り替え、地産地消で地域を活性化し、商品の品質向上を図ることを目的にしているもので、弁当とおにぎりに「梨北米使用」のシールを貼ってイメージアップを図っている。
5日の初日には、円野町のセブン‐イレブン韮崎円野店で記念イベントが開かれ、内藤久夫市長は「地産地消を地で実行していただき大変ありがたい。おいしい梨北米を1人でも多くの人に食べてもらい、愛してもらえたら」とあいさつし、JA梨北の沢井實代表理事組合長は「このイベントをきっかけに梨北米を知ってほしい。生産者もうまい米をつくり、励みにしていこうと思っている」と話した。
記念イベントでは、内藤市長自らが、試食用に用意した塩むすびを来店客に手渡し、梨北米のイメージアップを図った。
梨北米の味が楽しめる「銀しゃりむすび梨北米の塩むすび」(税込100円)をはじめ、地域の味付けにこだわった煮物などが入った「梨北米のおかずいっぱい幕の内」(税込560円)、「山梨限定!ロース煮かつ弁当」(税込598円)などが人気を集めそう。
セブン‐イレブン・ジャパンでは、10月から梨北米の新米を使ったイベントを計画しており、売れ行きが好調なら、年間を通して梨北米を使うことにしている。
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