できごと

白鳳会90周年事業、キナバル山登頂

大正13年に設立した地域山岳会・白鳳会(秋山泉会長)は、創立90周年記念のメーン事業として、5月10日〜14日の5日間、マレーシア(東南アジア)のボルネオ島にある東南アジア最高峰のキナバル山(4095㍍)に挑戦した。

この事業は、昭和62年の創立60周年から10年ごとに実施しているもので、これまでキナバル山や、モンブラン(フランス、イタリア・4810㍍)、大姑娘(タークーニャン)山(中国・5025㍍)などに登頂している。

今年は、60周年に登頂したキナバル山の写真や記念誌などを見た若手会員の希望で、同山へ挑戦することとなり、日程を調整し、45〜74歳の14人が山頂を目指したという。

10日に成田空港を出発した一行は、12日、標高3272㍍にあるラバンラタ小屋を午前2時30分に出発し、午前7時15分に「ローズピーク」と呼ばれる山頂に13人が登頂したという。

100周年に向けた10年間の活動について秋山代表は、白鳳会のモットーだという「グッドマナーアンドフェアプレー」の精神を根幹にして「これからの登山のありようを考えながら、大自然の存在にひざまずく心を大切にしていく」と語り、「地域などの理解があってこそ続く会として、今後も活動していく」と話した。

また、同会は、10月14日に「創立90周年記念式典」を東京エレクトロン韮崎文化ホールを会場にして開く予定で、現在、出席者に配る90周年記念誌の制作を進めているという。

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