センブリ

八ヶ岳南麓はここ数年春や秋が短いように思います。暑い夏が長く秋が短くすぐに冬が来るように感じます。

記録的な猛暑だった今年の夏もやっと去り秋になると、八ヶ岳南麓は秋の山野草が忘れずに次々と咲きます。ヤマラッキョウ、リュウノウギク、リンドウなど秋を感じる山野草の中で特に咲くのを心待ちにしているのがセンブリです。日当たりの良い秋の草原などに自生する5弁の花びらが可愛い2年草です。

センブリは江戸時代から薬草として使われ煎じる時、湯の中で千回振ってもまだ苦いのでセンブリ(千振り)と呼ばれるようになったと言われています。

今年の秋は短いのでしょうか?秋の山野草が長く沢山咲くことを願っています。

(文・写真 西堀博之)