中学生が議員顔負けの質問「こども議会」

韮崎市の将来を担う子供たちに、政治や行政、まちづくりなどへの関心を高めてもらおうと4年に1回開催している「韮崎市こども議会」(市主催)が、8月2日、市役所議場で開かれた。市議会本番さながらの緊張感のなか、「こども議員」の16人が市政について質した。

当日は、市立韮崎東中学校と市立韮崎西中学校の生徒会役員を務める2、3年生18人が中学校を代表して出席。韮崎東中学校の土井健太郎さん(3年)と韮崎西中学校の山本真大さん(同)が議長を務め、16人が一般質問した。

議会開会のあいさつに立った山本議長は、「議場で発言できる機会はなかなかないので、自分の考えに自信を持って、大きな声で発言して下さい」と述べた。

一般質問では、市の少子高齢化対策や人口減少対策に関して4人が質問し、市は、「産婦人科医院の誘致をはじめ、子供医療費の無償化などの子育て環境の充実、健康寿命を延ばすウオーキング事業などを実施している」と答えた。

また、人口減少対策については、青少年育成プラザ「ミアキス」を開設し、「進学などで県外に転出しても、将来韮崎に戻って活躍したいという気持ちを育んでいる」と述べ、U・Iターンを推進するため、首都圏での移住相談会などを開催しているとした。

「子ども110番の家マップの作成について」は、「市内には346軒の『子ども110番の家』があるが、児童が見て分かる表示が玄関先にあるかや、機能しているかなどを現地調査したうえで見直していく」とし、中学校にも通学区域内の小学校で掲示しているマップを掲示すると答えた。

このほか、市の小学校と中学校との交流活動についてや、山梨県に開通するリニアを利用した振興策、防災対策など、本物の市議会議員も顔負けの質問が行われた。

山本議長は、「議長席に座った瞬間、議事の進行などを運営する責任の重要さで緊張がなくなった。今後、市や地域の行事に参加したいと思った」といい、議員として一般質問に立った岩下陽万里さん(韮崎東中3年)は、「質問するにあたって市についての情報を収集して、知らないことがたくさんあることが分かった。中学生でもできるまちづくりを考えていきたい」と話した。

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