「田んぼオーナー」が清哲町で収穫体験

七里岩や八ヶ岳などを望む清哲町中谷の棚田で、10月6日、同地区住民で組織する中谷農地管理組合(藤巻正朝組合長)主催の「田んぼオーナー制度」の収穫体験が開かれ、田んぼオーナーに登録している家族9組のうち6組が参加した。

この田んぼオーナー制度は、同組合が2015年度から景観と休耕田を活用して、首都圏在住者と農業体験で交流し、地域活性化を図ろうと始めたもので、年会費を払ってオーナーになると、田植えや稲刈りなどを体験できる。

今年は各オーナーの水田計約900平方㍍で、6月にコシヒカリの田植え、7月には水田の雑草除去作業の体験を行った。

当日は晴天に恵まれ、約20人が参加。同組合のメンバーから稲刈りの指導を受け、鎌や稲刈り機を使って約550㌔を刈り取り、稲束にしてはざがけする作業に汗を流した。

同組合によると、1週間ほど天日干しした後、脱穀し、各オーナーに60㌔の米を配布するという。

藤巻組合長は、「今年は台風の影響も少なく、良い米ができた。今年から新規でオーナーになった4組と昨年に引き続きオーナーになってくれている家族が来年も参加してくれるように中谷の良さを伝えていきたい」と語った。

子供に米づくりの過程を知ってもらおうと、今年からオーナーになったという都内在住の川手浩史さん(41)は、「田植えから収穫までの体験は初めてだったので楽しかった。景観もよく、都内と田舎の2拠点生活を考えるきっかけになっている」といい、長女の遥栞さん(7)は、「収穫したお米を早く食べたい」と笑顔で話した。

 

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