災害に備えて、子育て中の親が防災学ぶ

 災害に備える「備災(びさい)」の取り組みを子育て中の母親に紹介する「ママのための備災講座・防災ママカフェ@にらさき」が、11月11日、韮崎市民交流センターニコリで開かれ、市内外から親子など22組36人が参加した。

この防災ママカフェは、今年度発足した韮崎市女性消防協力隊「まもり隊」(松本久美隊長)が主催したもので、災害時に子供の命をどのように守るかや、子育て中の親に防災への関心を高めてもらおうと実施した。

当日は、一般社団法人スマートサプライビジョンの特別講師を務めるかもんまゆさんを講師に迎え、東日本大震災や熊本地震などで被災した親子の体験や教訓を紹介した。

かもんさんは、災害支援活動の経験から、韮崎市内で発生する可能性のある地震や水害、土砂崩れなどを説明し、「想定する災害という敵を知り、家族で何ができるのかを考えてから、備蓄や防災リュックの準備をすることが大切です」と説明。

また、「避難所で生活していた子供が、食べなれない非常食を拒否するケースもあった」と被災者の声を取り上げ、「非常食だけでなく、子供が食べ慣れた食品を用意することが必要」と提案。

「災害が多いといわれる日本では、『まさか』は無い。生理用品やおむつなどの衛生用品は支援物資として届きにくい」と説明し、「あなたの代わりは誰もいない。大切な命を守るためには、人任せにしないこと。できることから始めてください」と訴えた。

松本隊長は、「この講座を機に、少しでも災害に備えてくれたらうれしい」と語った。

3児の母親の大山梢子さん(36・藤井町在住)は、「家具の固定や備蓄の見直しなど、参考になった。家に帰ったらすぐに備災に取りかかりたい」と話した。

◎60代になったら家族に残す言葉を考える。文章制作から撮影、製本まですべてお任せでできる。

自分史マガジン https://morinchu.jp