夏の終わりを彩る マツムシソウと クジャクチョウ

9月の高原ではマツムシソウで吸蜜するクジャクチョウが度々観察され、私のお気に入りの組み合わせです。

名の通り翅(はね)の表側に孔雀が羽を広げたような鮮やかな模様が翅いっぱいに広がっています。日本産亜種の学名は「Inachis io geisha」。

イオというのはギリシャ神話で、ゼウスの妻・ヘラに仕えた美女の名前で、ゲイシャは翅の模様を着飾った芸者に例えるものです。

クジャクチョウは成虫で冬を越し、翌春に痛んだ翅でよく日光浴をしています。八ヶ岳山麓では1000㍍台の標高の別荘地でも見かけますので非常に美しいあでやかな蝶を探してみて下さい。

(写真・文 渡辺真由美)