くらし

酒造りと水の魅力を展示

白州町のライブラリーはくしゅうは、「七賢」で知られる地元の老舗酒蔵「山梨銘醸株式会社」との合同企画展「本de蔵開き」を開催している。酒にまつわる書籍を集め、酒造りの工程などをパネル展示で紹介。会期は3月28日まで。

名水の里として「水コレクション」を持つ同図書館は、地元でつくられた日本酒を通して水の魅力を広く伝えようと企画。新型コロナウイルスの影響で山梨銘醸の「酒蔵開放」が中止になったこともあり、「本で地域を盛り上げたい」と実施した。(写真)

同展では、酒にまつわる小説やエッセイ、つまみ料理のレシピ本などの書籍を約70冊揃えたほか、山梨銘醸の歴史や2019年の酒蔵開放の様子、麹づくりや酒母(しゅぼ)の仕込みといった酒造りの工程を写真とともに紹介している。

図書館の入り口には、七賢ののれんや職人の前掛け、酒樽を展示し、酒蔵の雰囲気を演出している。問い合わせは☎35・5070まで。