スケートセンターの存続求め嘆願書提出
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北杜市が人工芝化を進めていた長坂町の長坂総合スポーツ公園陸上競技場の改修工事が終了し、4月11日、リニューアルセレモニーと市内の高校サッカー部による記念試合が行われた。
今回の改修で、クレイ舗装の400㍍トラックを8レーン備えたほか、インフィールドに人工芝を敷設して、公式戦が行える縦105㍍・横68㍍の広さのサッカーコートを1面整備。少年用のサッカーコートなら2面確保できる。
同陸上競技場のインフィールドは、これまで天然芝で、芝の養生のために冬季や連続での利用が制限されていた。2019年12月に市民から人工芝化を求める約4700筆の署名が提出された経緯もあり、市は昨年9月に工事に着手。総事業費は約2億7000万円となった。
同日のリニューアルセレモニーには、市や施工業者、スポーツ関係者ら約30人が出席し、上村英司市長は、「人工芝化で通年での利用が可能になった。市民の健康増進やスポーツの推進を図っていきたい」と語った。
市の教育委員会によると、すでに高校サッカーの県大会や関東大会の開催が予定されているという。
セレモニー後には、県立北杜高等学校と私立帝京第三高等学校のサッカー部による記念試合が行われた。選手たちは晴天のもと新しいコートを駆け回って白熱した試合を展開し、会場を盛り上げた。