くらし

4コマ漫画で「自然の案内人」紹介

高根町清里を拠点に環境教育などに取り組む川村悦子さんとイラストレーターの鈴木律子さん(山梨市)がこのほど、「自然の案内人」などと呼ばれる「インタープリター」の活動を紹介する4コマ漫画の作品をまとめた冊子を発行した。

A5判の36㌻で、タイトルは「インタープリターがゆく♪」。県立八ヶ岳自然ふれあいセンターで、森のガイドウオークやキャンプといった自然体験プログラムを行うインタープリターたちを主人公にした27作品を収録している。

各作品では、植物や動物をはじめ、雨や霧といった現象など、自然の面白さや不思議さを五感で楽しんでもらうための工夫や準備に取り組むインタープリターの姿が描かれており、こぼれ話も載せている。

この4コマ漫画は、「あまり知られていないインタープリターの仕事や自然の魅力を伝えたい」と、2018年から毎年、同自然ふれあいセンターの企画展で発表してきた作品で、川村さんと鈴木さんは、「自然に親しむきっかけになるとうれしい。4コマ漫画の内容を実際に真似して楽しんでみてほしい」と話している。

価格は500円(税込)で、300部作成。同センターなどで販売している。問い合わせは☎090‐2832‐8770(川村)まで。