くらし

簡単恵方巻き

新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染が急速に広まったことで、「まん延防止等重点措置」の適用地域が急増。外出自粛ムードの高まりもあり、家庭内においてストレスを感じてしまう家族も多いのではないでしょうか。

2月の行事を家族や友人で楽しく過ごしてもらえればと、節分に合わせた「簡単恵方巻き」を紹介します。家族や友人と一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。

節分に、その年の吉をもたらす方角(恵方)に向かって願い事を思いながら無言で食べると縁起が良いとされる「恵方巻き」。巻き寿司を切らずに1本まるごと食べるのは、縁を切らないという意味があり、恵方巻きの発祥は関西といわれている。今年の恵方は北北西。

簡単恵方巻き

恵方巻きの簡単なつくり方を教えてくれるのは、須玉町の「飾り寿司工房MOMO」の代表で、飾り巻き寿司インストラクター1級(寿司インストラクター協会)の資格を持つ壷屋則子さん。

「すべての具材を一度に並べて巻くのではなく、堅い具材から1つずつ置いて巻く、置いて巻くの作業を繰り返すことがポイント」といい、今回は、縁起が良いとされる巻き方の「のの字巻き」を紹介する。

七福神にちなんで7種の具をいれており、「子供の好みに合わせ、具材をソーセージやチーズに変更したり、酢飯をケチャップライスにしてもいい。自由に楽しんでほしい」と話している。

【用意するもの(3本分)】

酢飯1合分、焼きのり3枚(全型の板のりの半分のサイズ)、キュウリ、玉子焼き、桜でんぶ、干ぴょうの甘煮、シイタケの甘煮、ゆでエビ、ウナギのかば焼き

【つくり方】

①酢飯を3つに分け、7種類の具材を長さ約10㌢の棒状に切る。

②小分けした酢飯の1つを焼きのりに乗せ、のりの奧側を2㌢残して厚さを均等にしながら隅まで広げる。

③キュウリと桜でんぶを乗せ、隠れるまで巻き込めたら、次の具材を乗せて隠れるまで巻くという作業を繰り返す。

④最後に2㌢残したのりに酢水をつけてクルッと巻き、巻きすで形を整えたら完成。