できごと

北杜市の魅力を発信、チャリティーイベント「杜テラ」

 地域の魅力を発信して、子供たちの愛郷心を育もうと、一般社団法人韮崎北杜青年会議所(三井亮理事長)は、7月2日、「杜テラ〜杜のオープンテラス〜」と題したチャリティーイベントを小淵沢町の馬術競技場入口交差点西側にある女神の森ウエルネスガーデンで開催した。

 このイベントは、公益財団法人日本青年会議所関東地区協議会(坂倉賢会長)が主催する「第70回関東地区大会韮崎北杜大会」の記念事業の一環として行われたもので、韮崎北杜青年会議所では、「食べる」、「学ぶ」、「楽しむ」をテーマに、親子で楽しめる体験教室などを開いた。

 杜テラの会場には、約15の飲食コーナーが並び、特設ステージでは北杜市の栄養士による野菜や果物の名称を埋めるゲームや食育クイズが行われた。また、北杜市オオムラサキセンターのブースでは、国蝶オオムラサキやカブトムシの観察コーナーや標本コーナーが設置され、人気を集めた。

 親子で参加した高根町在住の白倉恵子さん(38)は、「子供たちに北杜市のことを知ってもらういい機会になった。屋外で食事をすることも久しぶりでうれしかった」といい、秋穂さん(高根東小2年)は、「クワガタやオオムラサキを見られて楽しかった」と笑顔で話した。

 韮崎北杜青年会議所の三井理事長は、「コロナ禍でイベントの中止が相次ぐなか、地域の子供たちに住み暮らす町のことを少しでも知ってもらえたと思う」と話し、売り上げと協賛金の一部は県内の認定NPO法人に寄付するとしている。

 一方、日本青年会議所関東地区協議会が主催する「関東地区大会韮崎北杜大会」は、株式会社アルソア慧央グループ本社東側の女神の森セントラルガーデンで開催された。

 同大会には、青年会議所関東地区(8都県)の157青年会議所が参加。「『進化』を掴め!〜つながり、共に創り、共に生きる社会へ〜」をメインテーマに「新時代の子育て」や「広域経済圏構築」などについてパネルディスカッションやフォーラムが開かれ、約1300人が来場して大盛況のうちに閉幕した。

 

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