厳冬の森に 生きるフクロウ

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冬の八ヶ岳山麓は特に寒さが厳しい地域です。そんな中、草原や牧草地にはフクロウの餌となるネズミなどが多く生息しているので、複数のフクロウが越冬しています。

一般にフクロウは夜行性なので昼間に姿を見る機会は少ないのですが、この周辺では昼間から狩りをする場面を見ることがあります。

フクロウは非常に聴覚が発達しており、左右の耳が上下にずれているため、物音の方向と距離を特定し、低い木の横枝や杭の上から雪の下にいるネズミなどを仕留めることができます。

また、フクロウは「福来郎」で福が来るとか、「不苦労」で苦労しないなどの語呂合わせで縁起物としても知られています。

(文・写真 中村国男)

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