中村キース・へリング美術館、開館10周年
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山梨が誇るワインをテーマに地域の食文化やクラフト作品を楽しむ「ワイン&クラフトフェスタ2023」(同実行委員会の主催)が、9月30日、10月1日の2日間、長坂町の平山郁夫シルクロード美術館で開かれた。
地元産のブドウやワインをはじめ、ワイン瓶でつくった食器やオブジェといったクラフト作品など、約20店舗が参加。シルクロードに関係する国で生産されたワインの飲み比べもあった。
また、1日は、上村英司市長を迎えた講演会「北杜のワインのこれから」が開かれ、上村市長は、北杜市の気候風土がブドウ栽培に適していることやワイン用ブドウの種類、特徴に触れながら、「さまざまな方法でワインを醸造する生産者が市内で増えている」と説明。
市内各地のワイナリーを紹介し、「良いワインができるようこれからも応援していきたい」と語った。
一方、平山郁夫シルクロード美術館では30日から10月15日まで、甲府市在住のイラストレーター・神山奈緒子さん(39)の作品展「山を歩く 街を歩く」を開催。
縮小移転する前の岡島百貨店や舞鶴場公園といった甲府市内の風景を描いた作品をはじめ、自然の動植物をモチーフにした多彩でポップなイラストなど、主にペンで描いた作品約50点が展示され、神山さんは、「線のタッチをすごく大切にしている。見ている人が旅をした気分になるとうれしい」と話した。