八ヶ岳自然散策 子供たちを魅了する「オニヤンマ」 2014年8月1日 nagasaka WEBTODAY 観察会に訪れる子どもたちはカブト虫ファンが多いのだが、オニヤンマが飛翔している姿に出会ったら我を忘れて追い駈ける。 オニヤンマは水辺を舞う虫を空中で捉える …
八ヶ岳自然散策 八ヶ岳キバナ シャクナゲ自生地 2014年7月1日 nagasaka WEBTODAY 梅雨の晴れ間に硫黄山荘から横岳への稜線を登って行くとハイマツ帯の中に白い花が見え始め、近づくと薄いクリーム色の清楚な花の群落が現れました。 ハイマツと共生 …
八ヶ岳自然散策 ツクモグサ(九十九草) 2014年6月1日 nagasaka WEBTODAY ツクモグサとの出会いは、六年前の初夏の横岳稜線でした。 聞くところによれば、本州では同じ時期に咲くウルップソウと並んで八ヶ岳と白馬岳でしか見られない稀少種 …
八ヶ岳自然散策 ミツバチの巣分かれ 2014年5月1日 nagasaka WEBTODAY 桜の花がソメイヨシノからウワミズザクラに替わるころ、ニホンミツバチは巣分かれの季節をむかえます。 旧女王と約半数の働き蜂は、いままでの巣を新しく生まれてく …
八ヶ岳自然散策 スミレ 2014年4月1日 nagasaka WEBTODAY スミレと言う名前の語源は、大工さんが使う「墨入れ」から来ていると言われています。 定かでは無いそうですが、確かに花の形は似ていると思います。 日本のスミレ …
八ヶ岳自然散策 ナナカマド(七竃) 2014年3月1日 nagasaka WEBTODAY 真冬の青空に、真っ赤なナナカマドの実が目を引きます。初夏に白い小花が房状に咲き、五~六㍉の実に成長。冬の間、野鳥には大事な食糧です。 ナナカマドの語源は色 …
八ヶ岳自然散策 冬の飯盛山 2014年2月1日 nagasaka WEBTODAY 今年の正月登山は飯盛山(長野県、南牧村)に行った。獅子岩駐車場付近で数年前に見た雨氷(うひょう)を期待したが残念ながら見ることが出来なかった。 アイゼンを …
八ヶ岳自然散策 雪晴れの観音像 2014年1月4日 nagasaka WEBTODAY 降りしきった雪がやみ、真っ青に晴れ渡った朝、期待して新雪を踏み分け近くの棒道に行った。案の定の光景。観音像が雪の綿帽子をかぶって泰然自若と鎮座している。 …
八ヶ岳自然散策 ニホンリスと貯食 2013年12月1日 nagasaka WEBTODAY 我が家のクルミの木の根元にいくつも落ちている実。半分に割ってあるものはまるで職人技。硬い殻の中の実を食べることができるのは、リスや赤ネズミなど一部の動物に限られ …
八ヶ岳自然散策 ウラギンシジミ 2013年11月1日 nagasaka WEBTODAY 十一月頃の春のように暖かいひよりを小春日和(こはるびより)といいます。 小春日和の日に私が野山で見かける蝶は、ウラギンシジミ、テングチョウ、キタテハ、ルリ …
八ヶ岳自然散策 リンドウ(竜胆) 2013年10月1日 nagasaka WEBTODAY 秋も深まり、空の青さを移したかのように、リンドウは鮮やかな青紫の花を咲かせます。 その名は竜胆の音読み「りゅうたん」が「リンドウ」になったとか、また、その …
八ヶ岳自然散策 晒菜升麻(サラシナショウマ) 2013年9月1日 nagasaka WEBTODAY 八ヶ岳山麓の山地を歩いていて、ふと出会った可憐な花に感動したことのない人はたぶんいないはずだ。無垢の魅力を放つこれら無数の花々の名前を覚えようとすればかなりの努 …