できごと

津金学校で、漢方の講座開講

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須玉町の津金学校で、「おはよう!漢方おしゃべり会」が初めて開かれている。この講座は、五月五日〜七日まで予定されているもので、初日の第一回目は「風邪はこう治す『風邪ってなに?』」を行った。

講師は広島県尾道市の松本病院薬剤師の岡崎裕美枝さんで、漢方薬とはどういうものか、分かりやすく紹介した。

講座では、「漢方の良い面もあり、そういうものを伝えたい」と語りはじめ、漢方医学で使われる「正気」と「邪気」について話し、体の正気の状態をよく見極めることの必要性や、体の表面付近で正気と邪気が戦っている風邪の初期段階になる太陽病について触れた。

発汗で治すための桂麻剤や桂枝湯、葛根湯など、含まれる成分について紹介しながら、太陽病の初期段階の体の変化などを語った。

この講座は、六日が「肝炎の薬は風邪薬?『ムカムカ吐き気のする風邪』体の中で何がおきてるのか?」、七日は「便秘と下痢と漢方薬『おいしく食べてちゃんと出す』生きるうえで、とっても大事なお仕事に漢方は何をする!」が予定されている。

受講は千円(漢方の冊子付き)で、午前八時半開講。子供連れ可。申し込みは電話20-7100まで