くらし

昭和のひな飾りの展示始まる

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国の重要文化財に指定されている小淵沢町の平田家住宅で、2月24日から4月10日まで「平田家のひなかざり」を開催している。

この企画は平田家住宅を管理する北杜市郷土資料館が、市内で実際に飾られていたひな飾りの寄贈を受けたことから、ひな祭りに合わせて展示しているもので、今年で3回目。

平田家住宅には3点のひな飾りが展示され、中央の7段飾りは昭和50年代、両脇の御殿飾りは30年代のものといわれており、人形の数や雰囲気もそれぞれ違うという。

また、長坂町の郷土資料館でも3月19日から、昭和中期の民家を再現した室内で、30年代の御殿飾りと大正時代に作られたといわれているひな飾りの2点を展示する予定としている。

同館の植松正江学芸員は「ひな飾りを見て、30年代や50年代の人が当時を懐かしみ、見たことのない人は新鮮さを感じてほしい」と話した。

平田家住宅の入館料は大人200円、小中学生100円で、休館日は月曜日(3月22日は休館)。問い合わせは☎36・2142まで。

 

◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで