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小淵沢町のキッチンハートランドで、自然映像カメラマンの佐久間文男さん(小淵沢在住)が、冬の森の中の植物にスポットを当ててスケッチした細密画の作品展を初めて開いている。
この作品展は、「森の息吹き展『冬芽・葉っぱ・樹木のペン画』」というテーマで、イヌシデをはじめ、ハンノキ、コナラ、ブナなどの葉や枝などを水性ペンやエンピツを使って表現した二十四作品を展示している。
佐久間さんは、絵が好きで高校生時代から木炭を使ってデッサンしていたこともあり、映像関係の仕事に携わってからも撮影記録のために鳥の巣をペンでスケッチしたり、フィールドノートに観察記録を残してきた。一九九〇年代後半からは、画用紙やスケッチブックにスケッチするようになったという。
今回の作品は平成十五年〜二十二年までの作品の中から選んだもので、「自然に向き合う仕事をしてきたので、ほかの人に(冬の自然が)伝えられればいいなと思った」と話している。
作品展は二月二十八日まで。問い合わせは電話36-6162まで。