「2人のポール」展を開催
nagasaka
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大泉町の泉温泉センターに、水車小屋を復元した模型がゴールデンウイーク中に寄贈され、「水車を手で回している人もいます」(泉温泉センター)と温泉利用者の目を楽しませている。
水車小屋を復元したのは、同町在住の小池寿男さん(77)で、「いつか造ろうと思っていた。現場に出ることも少なくなったので、造ってみました」という。
完成した水車小屋は、幅六十センチ、奥行き四十センチ、高さ五十五センチで、水車が回転して杵が臼を三つ突くタイプ。水車の回転に合わせて、順番に杵が臼を突く構造がわかりやすいようにと、骨組のみになっている。
小池さんは昭和三十年代に水車作りに参加した経験を生かし、差し金を使って計算し、昔ながらの方法で木を組み仕上げたもので、「水車作りと水車が回転して、杵を持ち上げる間隔が難しかった」という。
以前は、大泉町内に水車小屋が四、五十ヵ所あったといわれ、「玄米などを持ち込んで、精米していた」といい、「ワラ叩きなどにも使った」と回想する。