くらし

大泉町で、水道料金統一の反対決議

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四月三日に、大泉総合会館で、水道料金統一(改定)問題の「報告集会」が開かれた。大泉町水道問題対策協議会の主催。

当日は、住民約六十人が参加し、三月議会に提案され、可決した市内水道料金統一に関する条例案の経過報告や、同条例改定案に反対した市議六人が出席した。

経過報告では、同協議会の山田虎男会長が、「賛成議員にも参加を求めたが、本日は残念ながら賛成議員は一人も来なかった」と話し、続いて料金改定に反対した市議たちが紹介された。

市議からは、大門ダムの建設の問題点をはじめ、水道事業に対する市民への説明不足、料金統一にあたって料金の高い所の値下げと、安い所の値上げの不公平感などを紹介した。

報告会では、「貴重な財産を守りぬくとともに、今回の料金改定に対しても、あらゆる方法で撤回を目指していくことを表明します」とする「条例に反対する決議案」が出され、承認された。

同会では今後、水道料金問題に関する勉強会や法的な対応の検討を進めることにしている。