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長坂町のおいでやギャラリーで、小淵沢町在住の山本淑江さん(73)の絵画展「Life itself」が開かれている。
山本さんが同ギャラリーで個展を開くのは初めてで、今回の絵画展では、この一年半の間に描きためた作品23点が展示されている。
約一年半前、赤くなったスカンポの葉を描いたのをきっかけに、「植物は人間の命や一生を表現していることに気付いた」という山本さん。「植物からのメッセージを自分なりに受け止めて、植物をモチーフにした絵を通して『人間の命や一生』を表現しようと決めた」と話す。
アクリル絵の具を使い、色彩豊かに描かれた作品のタイトルは「再生」、「いのり」、「喜び」、「光へ」、「希望」などで、ハクサイの葉やズッキーニの葉などを忠実に描写した絵のほか、山本さんの死生観や宇宙観を表現した独創的な抽象画も展示されており、枯れ葉や朽ちたリンゴなどが描かれた作品を前に、「死を見つめることで、命の輝きに出会えることを実感しながら描いた」と説明する。
また、先月完成したという最新作「風との語らい」も展示されており、山本さんは「タイトルと作品を見て、自分の中で対話をしてください」といい、「今後も『Life itself』をテーマに、創作活動を続けていく。次回は『生命力』をテーマに作品を描きたい」と話している。
展示は今月28日まで。入場は無料。問い合わせは電話32-1161まで。